仕組み化するということ

北芝はかなりゆるくって、あまりルールがない。
事業もゆるくって、大枠があって、その時々、その人その人によって、フレキシブルに対応できるのがすごくいいところだと思っています。私なんかは、そこに助けられているところもたくさんある。単にゆるいんじゃなく、おそらく戦略的な「ゆるさ」なんだろうと思っています。

が、ここにいて、私はシステム化したい欲求がかなり高い人間だということが分かりました。フレキシブルに対応できる仕組みをつくる、ということとであればいいのですが、今のところ、属人的・属地的にうまくいっているけど、北芝でしかできないよなぁ、とか○○さんだからできるんだよなぁ、と、どうしても思ってしまう。なんとなく共有されてたり、なんとなくうまくいってることが、私はどうにももやもやと、気持ち悪く感じてしまう。
「ここでしかできないこと」「この人にしかできないこと」はどこまでいってもきっとあるだろうと思います。
でも、それじゃ広がらないし、よその人たちはそのよさを活用できないように思う。できるだけ、普遍化・一般化したいと私は思ってしまいます。
そういえば北芝は言語化もあまりしないです。私は言語化もしたい。伝えたいし、わかってほしいという欲求があるし、現時点では、私自身わからないから、まずわかりたい、というのもある。
言葉にしたってそれは切り取ったものでしかなく、わかったといえるのかって言われたらその通りなんですが・・・。

◆仕組み化することのメリット
・実行される確率が高まる
・継続可能性が高まる
・属人的・属地的要素に縛られず、拡大が可能になる

◆仕組み化することのデメリット
・本来の目的を意識しにくくなる(手段が目的化する危険性)

このあたり、まだ全然整理できてないです。
どんな組織がいいのか、モデル化することのよさと問題・・・来年も引き続き、考えたいこと。

ちなみに・・・北海道釧路のここは、北芝よりゆるいらしい。
*地域生活支援ネットワークサロン・・・http://n-salon.org/index.html