大分、すごい楽しかったです

大分の糸永さん(対岸の肖像の写真展を、高校生たちと毎年やってくれている高校の先生)に呼んでもらって、講演で行ったのですが、そのミッションはは1日目で終え、残り3日はおもしろい人と出会ったり、場所を尋ねたりしていました。

とてもおもしろかったので、シェアします^^

●別府
・lunch with us(http://papipubeppu.junglekouen.com/e425449.html
APUがあり、留学生が多いまちにも関わらず、相談窓口がないらしい。
文化国際課っていうのが市にあるんだけど、姉妹都市交流とかをがんばっちゃってるとのこと。
その状況に問題意識を持っている職員さんの有志が、手弁当で、
留学生やその家族、その他のニューカマーの人たちと地元の人をつなごうと、
日本料理を一緒につくって食べたり(これがlunch with us)、お国料理を教えてもらうイベントをやっていました。
「顔の見える関係ができたら、何かあった時相談もできるから」と。

・地獄めぐり&まちづくり系の人たちと会食
lunch with usを主宰している神(こう)さんという方に地獄めぐりに連れてってもらいつつ、
別府のまちのおもしろさを聞きました。
夕食は市の職員さんや、ハットウ・オンパクというNPOの人、自宅を住み開いて地域の歴史資料館をやってる方、などが集まってくれたのですが、みなさん別府愛がすさまじかったです。
印象深かったのは、
「別府は"混浴文化"。もともと夜逃げしてきた人や湯治に来た人などいろんな人が来る土地柄。どんな人も裸で温泉につかったら、過去も身分も関係ない。こっちでは"お湯に流す"って言うんですよ」という話。
あと、30〜40代の人たちが、
「私たちがこどものときは、毎日、今日はどこで晩ご飯食べようかって感じで、まち全体が自分の家みたいだった。みんな商売してるし、どの家でご飯食べても、お互いさま。」って言ってて、ムラみたいやなぁと。

・夜の路地裏散歩
自宅で資料館やってる平野さんが主宰の竹瓦温泉界隈の夜の路地裏散歩に参加しました。
たまたまこの日だったので超ラッキー。
流しの「はっちゃんぶんちゃん」のアコーディオンとギターに引き連れられながら、ネオン街を歩く。
道行く人みんなが「おー、ぶんちゃん!」とか「あ、〜さん、がんばってんね」とかって挨拶していくのが印象的だった。
あと、唄いながら、普通にその辺のスナックとかをガチャって空けて入ってくのにもびっくり。
ムラ生まれムラ育ちの私もカルチャーショックなぐらい、コミュニティのつながりが濃密な印象を受けました。
こんな感じ

http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onsen/oita/20101213-OYS8T00143.htm

・Beppu Project (http://www.beppuproject.com/
使われなくなった共同温泉(近所の人たちが共同で使う)を使ったり、公民館を使ったりするまちなかアートも活発で、それを主にオーガナイズしてるのがここ。

全体として・・・
「温泉」っていうまちのアイデンティティになる、象徴的なもの(しかもそれをみんな好きで、プラスイメージを持ってる)のってすごいなぁ、ずるいなぁ(笑)と思いました。
うちの地元だったら、どんなものをそこに置けるのだろう、
そういうシンボリックなものをつくっていくとしたら何だろうと考えさせられました。

●かぼちゃの国(http://kabochanokuni.com/
障がいのある人も、コミュニケーションがしんどい人も、「みーんなで生きていく」ということをコンセプトに、
農業、炭焼き、ディーゼル燃料づくり、椎茸栽培、鶏や動物の飼育、パン屋さん、コミュニティカフェ、アートワークなど、かなりいろいろやってる社会福祉法人に行ってきました。
支援学校を卒業した人たちの就職先にもなってるし、不登校の子たちの通って来る場所にもなってるし、農業したい人の修行の場にもなってるし・・・多様な人たちがかかわりあいながら、共同生活/共同仕事をする場です。
コミューンみたいに閉じてないところがいいなと思いました。

もともと、北海道の共働学舎(http://www.kyodogakusha.org/)ってところにいた、茅野さんって方が代表でやられてるんですが、
なにをやるにしても、みんなが働きやすい環境を整えるために、丁寧に工夫をしていて興味深いなぁと思いました。
(小さいタネをつかめない人がいるから、とタネをコーティングしたりとか)

とりあえずここまで。

ちなみに・・・今回コーディネートしてくれた糸永さんが、教えてくれたんですが、大分大学が東京でこんなフォーラムをやるそうです。
めっちゃおもしろそう。誰か行って、どんな感じだったか教えてください(笑)
「福祉のまちおこしフォーラム」
http://www.hwrc.oita-u.ac.jp/activities/forums/file/ftokyo_2011.pdf

らいとぴあセミナー「1人親家庭ってどうなの?」

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これ知っトコ! らいとぴあ21連続セミナー
〜なんか気になる世間のトピック、集めてみました〜
第5(今年度最終)回!

『1人親家庭ってどうなの?』
〜ちょっと気になるホントのところ〜


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今や結婚する3組に1組が離婚する時代。
また、離婚に限らず皆さんの周りにも様々な理由で1人親家庭の人は多くいると思います。

でも、実際1人親家庭って何に困っていて、何が不安なのか、ホントのところは分からない…
そもそも1人親家庭って大変なの?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。


そんな課題として見えにくい1人親家庭のこと、その支援を行われている中野冬美さんの講演や、現役大学生の実体験トークを通して少し考えてみませんか?


■開催日時
2012年3月22日(木)
開場 18:30 講演 19:00 〜 21:00


■場所 らいとぴあ21 3F視聴覚室 

■参加費 無料


■講師名 中野 冬美さん(女性のための街かど相談室ここ・からサロン共同代表)


■講師プロフィール
1950年生まれ。1971年〜家制度、性差別、セクシュアリティ、女性のからだ、優性思想等の問題に個人的かつ政治的に活動を続けている。 1985年 母子家庭の当事者団体設立、理事、事務局長歴任後2010年退会。
2003年〜2010年 大阪府母子家庭等自立促進計画策定委員(自立促進計画関係者会議委員) 2003年〜2010年 大阪市母子家庭等自立支援推進委員会(ひとり親家庭等自立支援推進委員会)オブザーバー 現在、大阪大学セクシュアルハラスメント相談員、西宮市・兵庫県女性チャレンジ相談員、女性のための街かど相談室ここ・からサロン共同代表。

■一時保育 あり(1週間前までに要申し込み)


■問い合わせ:らいとぴあ21(TEL:072−722−7400)

          
■主催:らいとぴあ21


セミナーブログ(詳細は随時UP)
 http://raipiseminar.seesaa.net/


らいとぴあでは昨年から様々な社会課題をテーマにセミナーを企画してきましたが、
今年気になるのは“こども”でした。
経済的にも政治的にも混迷が続く日本。
社会がしんどくなると、そのしわ寄せはこどもたちとその将来へ大きく影響します。
こども達をめぐる状況はどのようになっているのか。
今年の連続セミナーは、こどもに関する社会トピックを様々なテーマや角度から取り上げてきました。 今回はその最終回です。

《これまでのセミナー》


10月7日・・こどもに伝える性
11月18日・・こどもにどう部落問題を伝えるか
12月14日・・こどもの貧困
1月22日・・震災後のわたしたちの暮らしを考える


告知いろいろ

インフルエンザが大流行のようね。。
同居人のりんりん(学校の先生)のクラスも学級閉鎖。。
実は私も今熱っぽいのですがーー。
インフルではなさそうですが、用心せねば。

以下、かかわってるイベントやら催しです。
いずれもCORE+主催のものではありませんが、私が関わってるものです。
ご予定があえば、ぜひぜひお越しください^^

●おしゃべりフォーラム〜こどもと共に地域に根ざすために〜
2012年2月12日(日)14:00〜16:00
参加費:無料
会場:中之島4117
定員:30名(事前申し込み、先着順)
対象:こどものいる場づくり、こどもに関心のある大人
http://kodomoart.4117.jp/event.php?id=102

●北海道スタディツアー報告&トーク
日時:2012年2月18日(土)19:00〜20:30
場所:navel cafe
内容:北海道の教育・福祉・地域活動の3拠点の活動報告をもとに
   教育、福祉、地域の“これから”を話そう!
定 員:30名
対 象:教育・福祉・地域の活動にかかわる方
参加費:1500円(1ドリンクお菓子つき)
http://d.hatena.ne.jp/mido1022/20120126

●「大阪の教育」ガチ熟議
日時:2012年3月25日(日)13:00〜17:00
場所:大阪教育大学(予定)
内容:教育基本条例をはじめ、維新の会のすすめようとする教育改革で
   大阪の教育が揺れる中、いろいろな考え、立場の人がきっちり出会い、話し合う場をつくります。
   前半パネルトーク/後半グループディスカッション
ゲスト:<確定>森実氏、寺脇研氏、白井智子氏、長尾彰氏、本間正人氏
    <前向きに調整中>鈴木寛
    <打診中>上山信一
定員:100名(予定)
参加費:1000円

北海道スタディツアー報告&トーク会やります。

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   <スタディーツアーin北海道>報告&トーク
       「 で、どうする? 」
  〜教育、福祉、地域の“これから”を話そう!〜


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この<スタディーツアー>とは、
教育・福祉・地域の活動にかかわる私たちにとって
「一度は見ておきたい!」「最前線!」といえる現場をぐるっとまわりながら
いっしょに旅する仲間同士で“これから”の教育や福祉などを考える
NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝主催の研修ツアーのことです。


昨年10月に開催した<スタディーツアーin北海道>では、
精神疾患等の地域活動拠点であるべてるの家http://bethel-net.jp/index.html)、
地域生活の総合的なサポートを行うNPO法人地域生活支援ネットワークサロン釧路(http://n-salon.org/siritai/index.shtml)、
そして、全国から不登校や非行傾向の生徒を受け入れている北星学園余市高等学校http://www.hokusei-y-h.ed.jp/)に訪れ
“私たちにできる、私たちがしたい、私たちがすべき活動”について、じっくり学んで帰って来ました。


今回は、ツアーの参加者である私たちが得た学びや疑問を
ツアーに参加することのできなかったみなさんにシェアする報告会をひらくことで
報告の内容をきっかけに、教育、福祉、地域の“これから”を話せる場をつくります!


教育・福祉・地域の活動にかかわるわたしたち、そしてあなたの“これから”を
ワイワイ話しながらかんがえてみませんか?


== <スタディーツアーin北海道>報告&トーク会 概要 ==============


 □日時:2012年2月18日(土)19:00〜20:30
 □場所:navel cafe
 □内容:北海道の教育・福祉・地域活動の3拠点の活動報告をもとに
     教育、福祉、地域の“これから”を話そう!


 □タイムテーブル
 <第1部 19:00〜>
 ・ツアー報告!「べてると、釧路と、北星余市
 <第2部 20:00〜>
 ・みんなでトーク!「教育、福祉、地域の“これから”を話そう!」


 □定 員:30名
 □対 象:教育・福祉・地域の活動にかかわる方
 □参加費:1500円(1ドリンクお菓子つき)


 ★報告者紹介
 宮武由紀子(通称:ゆっこ、ゆと、姐さん(?))
  高校生の時に直面した「性」の問題。「語られないこと」に向き合う仕事がしたいと、
  企業でNPOで、HIVやAIDSのこと、性に関わることを発信してきました。
  そんな中、アラサー目前で出会った「ソーシャルワーク」に魅了され…
 「性の問題に関わってきたけど、結局多くの問題はその人をとりまく環境をどう作っていくかなんちゃうか?!」
  を心に、ワーカーとして日々奮闘中です。


 武田緑(みどりん)
  コミュニティの中でもがいたり、コミュニティをつくったり、コミュニティについて考えたりしてる人です。
  所属としては誰もが安心して暮らせるまちを目指す暮らしづくりネットワーク北芝と多様な教育をテーマに活動するCORE+。
  関心:コミュニティ/多様性と同質性/場の文化と人の意識/マイノリティのこどもたち/部落/教育/
  facebook:Midori Takeda


 四宮康亮(やっくん)
  学生時代に子どもと関わりの中でキャリア発達、キャリア教育に関心を持ち、「人がより良く生きるためには?」が今のテーマです。
  そのために必要なものは何かを考えながら、現在は就労や生活についての相談員をしています。


 吉田美奈子(みなぴょん)
  まなび∞カフェという“新しいシューカツ”ワークショップを京都・大阪で展開している22歳。
  はたらくこと&学ぶことの2つの観点から、ありのままの好奇心に気づき、それを大切にしながら
  人と協働・共生できる人生を選択するためのきっかけづくりを探求中。
  twitter:MinakoYoshida
 

 ★お申し込みはこちらから
  minap@raipi.org まで
  ?お名前、?携帯電話の番号、?年齢、?ご所属(大学生、社会人、フリーターなど)、
  ?よろしければ参加のきっかけ・決めてを明記の上
  件名を「<スタディーツアーin北海道>報告&トーク会参加希望」としてメールをお送りください(^^)/
 ※定員に達し次第締め切り、先着順とさせて頂きます。


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【お問い合わせ先】
NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝
担当:吉田美奈子(Mail:minap@raipi.org)まで

【セミナー】たのしみながら変えていく!〜3.11後のわたしたちの暮ら

職場であるらいとぴあ21の、社会問題連続セミナー。
今回は、自分が担当者であることも含めて、思い入れもひとしお。
テーマは「エネルギー」と「暮らし」です。


3.11と原発事故を通して私は、今更ながら、自分の生き方・暮らし方を考え直さないといけないと思うようになりました。
政治的なアクションを起こすことも大切ですが、同時に身近な生活の中で、「原発」につながらない生き方をしたい。
大きな災害が起こっても、しなやかに立ち上がってゆけるような、人と人のつながりを、普段から紡いでいきたい。
それは、坂本龍一さんたちが提起した「非戦」の考え方と同じく、自分の足元から、世界を変えていくことになると思うのです。


そんな思いで、今回のセミナーを企画しました。
3.11以後、「私たちの暮らし方ってこのままでいいの?」とモヤモヤしている人たちが集まり、ゲストの吉田さんのお話にヒントを得ながら、ともに考えられる場にしたいとと思っています。
ぜひお越しください。



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『たのしみならが変えていく!
 〜3.11後のわたしたちの暮らしとまち』


日時:2012年1月21日(土)
   13:30〜15:30
場所:らいとぴあ21 3F視聴覚室
参加費:無料
一時保育:あり(〆切は1週間前まで)


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3.11以後に起こった一連のできごとによって露呈したのは、今の暮らしや、社会が持続可能のかたちではなかった、ということでした。人体や環境に悪影響があったり、いつか使えなくなると分かりながら、私たちは原子力や石油を使った生活を営んできました。


 また、震災復興のプロセスの中で問われたのは、もともとの地域コミュニティの質でした。豊かなつながりがあった地域は、関係性の中で支えあうことができ、回復が早いと言われます。自分の住むまちで震災が起こったら、どうだったでしょうか。


 でも、だからと言って何をどうしたらいいのか、これは難しい問題です。
エネルギーにしても、まずは政治が変わらなければ・・・、そんなふうに考えると、一人ひとりにできることなんてあまりないような、無力感が湧き上がることがあるかもしれません。


 そんな中で、3.11以前から、地産地消や、エネルギーの地域自給など、「身の丈」で暮らしを変えていこうと実践している人たちがいます。


トランジション・タウンという運動※もその一つです。今回は葉山と南阿蘇トランジションタウンに取り組むゲストと共に、これからの暮らしづくり、まちづくりを、同じようなことで、もやもやしている人たちが、つながれる場にもなればいいなと思っています。
お待ちしております。


トランジション・タウン


トランジション=過渡期、移行」という言葉が示すとおり、石油に依存した大量消費型の暮らしから、地域の人のつながりや特徴を生かした持続可能な暮らしへと「移行」するための取り組みです。2005年秋、イギリス南部デボン州の小さな町トットネスで立ち上がり、数年の間にイギリス全土はもちろんのこと、欧州各国、北南米、オセアニア、そして日本と世界中に広がっています。
http://www.transition-japan.net/


●講師プロフィール


吉田俊郎(よしだしゅんろう)
1960年米国生まれ。外資系医療機器メーカーでセールス、マーケティング、トレーニングのマネジメントに携わる。
パーマカルチャーを学び2008年に退社しパーマカルチャーの仲間とイギリスでトランジション研修を受講し2009年にNPO法人トランジション・ジャパンを共同創設。
トランジション葉山を立ち上げ約3年が経過。現在は南阿蘇トランジション阿蘇を仲間と展開。
ゲルに住みながら2反の田んぼ・2反の畑を自然農で作り、エネルギー自給率100%の家作りを半セルフビルドで挑戦し全国にトランジションの普及に努める。

らいとぴあ21連続セミナー『こどもの貧困にどうかかわる?』

本日の告知二本目。
職場・らいとぴあ21の社会問題連続セミナー。
今年はこどもをテーマにしたものが多く、今回の「こどもの貧困」は、同じ課の仲間、よっしーとさゆっぺが中心になって企画してくれてます。
私もかなり関心あり!だけどこの時は石巻。ぜひ参加して感想聞かせてください。



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らいとぴあ21連続セミナー
第3回『こどもの貧困にどうかかわる?』


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「こどもの貧困がなぜ増えているのだろう」


親が保険料を納められないために国民健康保険証がない“無保険”の子どもが3万人以上。
公立小学校に通いながら、お金がないために修学旅行に行けないこども。
母子家庭の世帯一人当たり平均収入額は、わずか65万円あまり。


これが先進国、日本の現状です。


今年、こどもの貧困率が15.7%と過去最悪の数値を記録。
この状況、こどもが悪いわけではないのは明確ですが、果たして家庭だけの問題でしょうか?
「こんな家に生まれてきたくなかった」と思い、将来をあきらめ、またそのこどもが貧困の連鎖に巻き込まれる。
その状況を変えていくことは、社会として取り組まなければならないことではないでしょうか。


最大の問題は、そのような貧困状況にある子どもたちは、十分な教育を受けられず、いい仕事にもつけない、という「貧困の連鎖」「格差社会」が出現していること。


既に、北欧をはじめ、多くの先進国では、親の生活状況にかかわらず、子どもが貧困にならないための政策を実行し、子どもの貧困を削減するために日々社会が変化を続けています。


今回は、京都でこどもの貧困に関わるNPO法人山科醍醐こどものひろばの理事長、幸重忠孝さんをお迎えし、 とりくみのお話を聞くとともに、これからのわたしたちが何をしていけばよいのか考える場をひらきます。


■開催日時
2011年12月14日(水)
開場 18:30 講演 19:00 〜 21:00


■場所 らいとぴあ21 3F視聴覚室 


■参加費 無料


■講師名 幸重忠孝さん(NPO法人山科醍醐こどものひろば 理事長)


■講師プロフィール
ゆきしげただたか。1973年生まれ岡山県出身。社会福祉士
滋賀県教育委員会でスクールソーシャルワーカーとして県下の小中学校で
子ども虐待をはじめとする家庭に課題を抱えるケースの支援をしながら、京都のNPO法人山科醍醐こどものひろばで理事長として子どもの貧困課題を抱える家庭を地域で支援する取り組みをはじめる。
年間40回近く子どもの虐待を中心に子どもの人権について研修講師活動や講演活動を行う。滋賀短期大学特任講師。


■一時保育 あり(1週間まえまでに要申し込み)


■問い合わせ:らいとぴあ21(TEL:072−722−7400)

         
■主催:らいとぴあ21


セミナーの今後の予定(詳細は随時らいとぴあブログなどにUP)
 http://raipiseminar.seesaa.net/


らいとぴあでは昨年から様々な社会課題をテーマにセミナーを企画してきましたが、今年気になるのは“こども”。
経済的にも政治的にも混迷が続く日本。
社会がしんどくなると、そのしわ寄せはこどもたちとその将来へ大きく影響します。
こども達をめぐる状況はどのようになっているのか。


今年の連続セミナーは、こどもに関する社会トピックを様々なテーマや角度から取り上げます。


3月 テーマ:家族って何? 〜一人親家庭のこどもたちによる本音トーク
日時未定  テーマ:社会的養護〜児童養護施設で育った若者たちの声〜
日時未定  テーマ:未来のこと:エネルギー問題を考えよう

*日程や内容は変更する場合もあります。ご了承ください。

就学フェスタ!2011〜さがそう進路、えらぼう未来〜

ミライロ×あっとすくーる×暮らしづくりネットワーク北芝コラボ企画「就学フェス」のお知らせです。
中高生やその保護者の方が、進路を考えるキッカケの場になると思います。
さまざまなハンディキャップから教育や進路の選択肢にアクセス困難なこどもたちに、特に届けたいと思って企画をしています。
私はその時東北にいて、参加できないのですが、何人か参加してほしいなぁと思っている中学生がいて、どうやったら行ってくれるかなぁと考え中です。
心当たりの中高生が身近にいる方、ぜひ一緒にお越しください!



就学フェスタ!2011
 〜さがそう進路、えらぼう未来〜


大学全入時代と言われている昨今、誰もが通る道として高校・大学は位置づけられようとしています。
しかし、そんな中でも“就学困難者”である障害者や1人親家庭の子どもは進学において平等な機会を得られていません。


バリアフリーの情報が分からない」
奨学金の情報を知らないので、進学させられない」
「進学後・卒業後の生活のイメージができない」
・・・など、様々な障壁があり、
障害者や1人親家庭の子どもの進学率は全体と比べてかなり低くなっています。


このような背景から、高校・大学進学に対して平等にチャレンジできるように、
様々な情報を提供するイベントを開催します。


当事者の大学生による講演、
高校・大学ブースの出展、先輩当事者の話が聞けるカフェなどがあります。


誰でも自由に進路をさがし、未来をえらんでほしいという想いから、本イベントを実施します。


障害者の学生や保護者様、1人親家庭の学生や保護者様、
社会福祉に関わる社会人や大学生の方など、ぜひお越しください!


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開催日時:2011年12月10日(土)13:00〜17:00


開催場所:らいとぴあ21(箕面市立萱野中央人権文化センター)


企画概要
 ○当事者大学生の講演
 株式会社ミライロの垣内、1人親家庭支援NPOあっとすくーるの渡による講演。
 当事者として就学の困難をどう乗り越えたのかをお話します。


 ○高校・大学の進学ブース
 支援体制や取り組みを各学校に紹介していただきます。
 大阪北摂の特色のある学校を中心に出展します。


 ○ミライロ・あっとすくーるブース
 当事者の視点から、リアリティーのある相談を行います。
 入学前後の生活や、どれくらいお金がかかるのかなど、経験からお話します。


 ○先輩ママ・パパに聞く交流サロン
 先輩当事者の方々にお越しいただき、いろいろなお話を聞ける場をつくります。
 同じ悩みをもっている方とのつながりをもつこともできます。


参加費:無料


福祉車両送迎あり(箕面駅千里中央駅)
※完全予約制です。申込〆切11/30


一時保育、手話通訳、要約筆記、点字資料あり
※一時保育、点字資料は要申込。申込〆切11/22


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問い合わせ先
TEL:072-722-7400(らいとぴあ21)
Email:info@raipi.org
BLOG:http://shugakufes2011.blog.fc2.com/


アクセス
地下鉄御堂筋線千里中央駅」または阪急「箕面駅」から、阪急バス「萱野三平前」下車(徒歩3分)。または阪急バス「かやの中央」で下車(徒歩10分)


主催:特定非営利活動法人 暮らしづくりネットワーク北芝
共催:株式会社ミライロ、1人親家庭支援NPOあっとすくーる
後援:箕面市箕面市教育委員会大阪府教育委員会(申請中)


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