私を取り戻す作業
- 作者: 里見実
- 出版社/メーカー: 太郎次郎社
- 発売日: 2001/11
- メディア: 単行本
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里見実さんの『学ぶことを学ぶ』を読み直してます。
里見さんの本をどれだけ読み深められているかというと自身はありませんが、いつも共感できる言葉であふれていて、勇気づけられます。
今、学ぶことそのものが目的ではなくて、何かの手段になっています。
テストのために学ぶ。入試のために学ぶ。何かメリットがあるから学ぶ。
これは子どもにとってしんどいし、無意味だけれど、教える側にとっても、なんにもおもしろくない。
小学校にいる間、1つの単元につき2回ぐらいテストをしてました。
「教え漏れがあったらクレームがつくから、ちゃんとテストを確認して教え漏れがないように。」と言われ、授業の準備のときに確認をします。
でも、既製のテストだから、クラスの授業の流れで使っていない知識なんかも問題として出てくるわけで・・・そうしたら既製のテストを見て、授業をつくるようなことになってくる。
本末転倒で、最悪な授業だったと思います。
これだけじゃなくて、自分がしてるいろいろなことに、強烈な違和感がありながら、そのことをゆっくり問い直したり軌道修正する力も持てず、自己嫌悪だけが蓄積されて、多分、今の虚無感があるんだと思います。
ごめんなさい、しばらくこういう暗い日記になると思います。
でも何が引っかかって何がしんどかったのか、ちゃんと整理していかないといけないと思ってます。
それを通して、結局私が信じてるものは何で、目指しているのはどこなのか、もう一度考えて取り戻したい。
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今日は地元の障がいのある高齢者の方の集まりがあって、1人では外に出るのが大変な人たちの送迎をしてきました。
ちっちゃい段差を勢いで上ろうとして、車椅子を転倒させそうになってしまった。
Oさん、ごめんなさい。。
ほんとに、まだまだです。
最近、根拠のない自信がガッタガタと崩れて、私、なーんにも分かっちゃいないなぁと思います。
まだまだまだまだ・・・です。苦笑