暮らしづくりの総会で感じたこと

私が働いている暮らしづくりネットワーク北芝の総会が先日ありました。
NPOの総会に出るのは何気に初めてで、ああこういう感じか〜と勉強になりました。
暮らしの総会はすごくゆるやかで、オープン。
地域の人も自由に参加できます。

報告、方針のプレゼンテーションのあとに、意見交換の時間があるのですが、そこで地域のおばちゃんがスッと挙手。

「あんたらは楽しそうなことばっかり言うてるけど、昔のこの地域のこと知ってるんか?保育所つくるときも、寒い中、あぐらがほどけなくなるまで座り込みをやったりしてきて、今こういう状況があるのもその過去があったからや。そういうの、忘れてもらいたくない。」

私はこれまで、自分のアイデアや考えが表現できない閉塞感を感じて、悔しい思いもしながら、でもなんでか地元の運動から離れられずにやってきていて、今の北芝での仕事は自分を生かせている感じがして、成長できる感じがして、すごく幸せ。

でも、逆にお年寄りやこれまで地域で生きてきた人たちの意見が反映されないまちづくりになってたらそれもやっぱりだめだと思う。

地域っていうのは、多世代で、考え方もキャラクターもいろいろな人が住んでいて、だからおもしろいのに。

暮らしの、北芝のいいところは、いろんな意見が出てくることを良し、としているところだと思う。
総会での、おばちゃんの発言も、言ってくれてよかった、と思っている人が多い。

私は、おばちゃんの表明したことの中でも、共感できることとできないことがあった。
それは多分、いいことでも、悪いことでもない。
意見が出てくるだけでよし、とせず、実際に対話と交流を重ねて、意見を擦り合わせて、そうやってまちづくりをやっていけたらいいな。

とりあえず、まずは地域の人たちと顔を合わせて話せる機会を見つけて、いっぱい交流したい^^