専門性をどこに置くのか

人権とか教育っていうざっくりしたものではなく、もっと具体的で迫力のある、実感のあるテーマが必要だと最近思っています。
キーワードになるものは何だろう・・・。そのために必要なスキルって何になってくるんだろう。自分の考えてること、目指してるものを、もうちょっと具体的に書き出してみる。

1つは学校・教育をどうしていくのかということ。CORE+のしていることで一番意味があるのって、多様な教育的選択肢を提示することで、これまで持っていなかった問題意識に火を点けたり、そもそも持っていた問題意識をクリアにして、現状を変化させるためのアクションを起こさせること。

将来的にしたいのは、学校コンサルティング。1つの学校に入り込んで、教師集団(カウンセラーやソーシャルワーカー、場合によっては子どもも)に多様な教育のあり方を伝え、ワークショップを用いて対話・議論をし、新たな教育目標やそれに沿った行動の指針となるもの、教育方法やスタイルを創り上げること。

まずはCORE+として1つの地域に根ざすことで、それが実現できるかもしれない。それができたら実績になる。

次に、もう1つの問題意識としては、マイノリティの子どもたちをどうしていくのかということ。様々なハードルを乗り越えて、社会的にしんどい子どもたちが、自分で自分の生き方を選びとれる力をつけていくためには、何が必要でどうすればいいのか、ということ。

今私に分かっていることは、まず自己肯定感を育むということ。それから人とつながりながら自分の頭で考える力をつけていくこと。

この2つについてはもっと深めて真剣に考えないと。

これを書いていて、いろいろ分かったぞー。
●今以上に多様な教育についてアンテナを張って学び、多様な教育現場に足を運び、一つひとつの場や教育方法に詳しくなる必要がある。
●議論や対話を促進し、スムーズにするためのファシリテーションや場の文化づくりのスキルを学ばないといけない。
●学校組織についての深く理解し、楔を打てるとしたら、どこにどう打てばいいのかを状況に応じて判断できるようにならなければいけない。(たにもが前に学校の組織改革をしてる鳴門教育大の先生がいるって言ってたな・・・詳しく聞こう)
●自己肯定感をどう育てるのかということを、理論はもちろん、実践の中で追求していかなければならない。
●人とのつながりの中で、自分の頭で考えることの大切さやおもしろさを子どもがどう実感できるのかを、これも実践の中で追求していかなあかん。

ふう。今日話したKITASHIBAの方々、ありがとー。おかげでいろいろ頭が動きました!